【合格者が再現】公務員試験の面接で聞かれる質問と回答(特別区の人事院面接編)

こんにちは!たいせーです。

今回は、前回ご紹介した『【合格者が再現】公務員試験の面接で聞かれる質問と回答(県庁の面接編)』に続き、実際に特別区を受験した時の面接をご紹介します。

当時の特別区人事委員会の面接では、

  • 3分間のプレゼンテーション

が面接の冒頭にありました。その内容についても詳細に公開するので、

「どんなことをプレゼンすれば良いのだろう?」

と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

最終的に面接の結果は「内定」だったため、特別区を志望する方にとって有益な情報となるはずです。

読むだけで面接のイメージが湧き、他の受験生と差をつけることができます。ぜひ、最後までお読みください!

たいせー
たいせー

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面接試験(特別区の人事院面接編)の基本情報

面接試験(特別区の人事院面接編)の基本情報

  • 面接官3名(以下、左からABC)
  • 受験生1名(私)
  • 個人面接

【面接官Bとの質疑応答】

私:失礼します!受験番号○○の○○です。本日はどうぞよろしくお願いします!

面B:はい、そちらにどうぞ。今日は、お越しいただきありがとうございます。場所はすぐ 分かりましたか?

私:はい、事前に場所の下見をしていたので、スムーズに来ることができました。

面B:そうでしたか。では、早速ですが事前にご準備いただいた3分間のプレゼンについて お話しいただけますか。

私:はい、わかりました!

私の強みは、「人からの相談に対して粘り強く取り組むこと」です。例えば、私は前職、学 習塾である、○○という会社に勤務していました。その際ある○○の先生から、英会話教室に 生徒を奪われているとの相談を受けたことがあります。そこで、自分たちの教育サービスを より理解してもらうため、保護者を対象に英語教育に関する説明会を開催することにしまし た。そこで、親しい先輩や上司にプレゼンテーションを聞いていただき、話し方や資料の内 容について協力してもらいながら説明会の準備を進めました。その結果、当日の説明会では、入会して下さる生徒がいただけでなく、他の先生からも作製した資料を欲しいとの要望や、自分の教室でも開催して欲しいとのご要望を数多くいただくことができ、合計35回開催しました。したがって、私の強みは「人からの相談に対して粘り強く取り組むこと」だと考 えています。そして、もし特別区に採用していただけたら、先程の強みを活かし、主に、子 ども達の学校教育の充実や子育て支援など、子どもに関わる課題に対して取り組みたいと考 えています。その理由としては、学習塾に勤務していた際、親の所得や家庭の状況によって 子どもの教育環境に格差があることを感じました。そこで、義務教育である学校教育を充実 させたいと考えています。また、私自身、幼い頃から地元の野球チームで野球を習い心身共 に成長しました。そのためスポーツを通じた青少年の育成にも貢献したいと考えておりま す。そして、最後に私個人の話しになるのですが、家庭の事情により、子育てと家事の大部 分を自分が担ってきた期間があります。そうした経験から、安心して子育てできる社会の実 現にも取り組みたいと考えています。特別区の出身ではありませんが、他の基礎自治体に与 える影響力が大きく、出身大学もあり愛着もあることから、特別区を志望いたしました。以上になります。

面B:ありがとうございます。それではいくつか質問させていただきます。シートを見ると 色々、仕事を経験されているようですね・・・。そのあたりについてまずご説明いただけますか?

私:はい。私は○○大学を卒業した後、○○市役所のオリンピック・パラリンピック課に3年、 資産税課に1年勤務していました。そしてその後、○○会社という学習塾に転職し今年の3月末まで勤務していました。

面B:分かりました。かなり珍しい職歴で正直驚いているのですが、まず何故○○市役所を退職されたのですか?

私:はい。市役所での仕事には満足していたのですが、学生時代に野球のコーチをしていたこともあり、人の成長に関われる教育業界に興味がありました。また、子どもが生まれ、成長の神秘さを目撃したこともあり、後悔したくなかったので教育業界にチャレンジしたという経緯で転職しました。

面B:そうですか。しかし、その後、退職されていますよね。これはどうしてですか?

私:はい。当時、北海道で単身赴任しながら仕事をしていました。しかし、その期間中に、 妻が仕事と育児の負担で倒れ、入院することになりました。色々話し合い、悩みましたが、退職して家事と育児を自分が当分の間見ることとしました。

面B:なるほど、そうゆうことですか。ということは、今回安定を求めて特別区を受験されたということですかね?

私:いえ、そういうことではありません。教育業界の○○に勤務していた際、教育の根本的な課題は、親の所得や、家庭の教育観にあると感じました。その解決には、行政が果たす役割が大きいと感じ、志望しました。

面B:教育に携わりたいということですか?

私:はい、そうです。ただ、教育だけでなく、妻と私自身、育児にも苦労してきたので、子育てなど子どもに関わる課題について貢献したいと思っています。

面B:そうですか。事情は理解しました。とりあえず私からは以上になります。

【面接官Cとの質疑応答】

面C:では、次に私から質問しますね。○○市役所にもう一度戻ることは物理的に難しいのかな?

私:(想定外の質問で焦る)。退職した以上、難しいと思います。

面C:やりたいことはよく分かったけど、特別区を志望する理由を教えてくれるかな?

私:はい!○○市役所に勤務していた際、実務を行う中で、特別区の他自治体に与える影響力は大きいと感じていました。他の基礎自治体のモデルケースにもなる特別区で、子どもに関 わる課題に取り組み、東京23区から日本の教育や子育てなどをより良くしていきたいと考え ています!また、東京出身で、出身大学もあるなど愛着の観点からも特別区を志望しまし た。

面C:分かりました。話を変えますが、シートを読むと転職した会社で、10ヶ月程度の間 に、教育情報を提供する説明会を多数実施したみたいだね、これは平日?休日?

私:土日のどちらかに実施することが多かったです。

面C:そうですか。短い期間なのに、結果を出しているように感じますが、職場の方は退職することを残念がらなかったかな?

私:退職することについて残念には思われていました。ただ、妻の体調もあったので、理解はしてくださりました。

面C:いつ頃退職の決意をしたの?

私:昨年の9月頃に妻が入院し、そこから色々と話しあったので、11月頃だったかと思います。

面C:分かりました。勉強期間は短かったと思うけど、区役所についての情報はどうやって入手しましたか?

私:はい!基本はホームページから情報を入手しました。あとは、実際に区役所を訪問し仕事の様子を拝見しました。

面C:なるほど。区役所を観察した際、どう感じました?

私:はい、主に区役所の窓口を中心に観察させていただきましたが、女性の対応がきめ細かく、説明しながら絶えず笑顔で接しているなど、参考になる点が多々ありました。

面C:それは良かったです。○○市役所よりも良かった?(笑)

私:女性の対応は良かったかもしれません(笑)

面C:そうですか(笑)。では次に、シートについても記載されていますが、困難だったことの説明をしてもらえますか?

私:はい!○○市役所に勤務していた際、○○事業の一貫として、施設の有料化と抽選のシス テムを導入する仕事に従事したことです。チームで事業を進め、地域説明会を合計30回ほど 実施しました。反対の声が大きく、説明会中、怒号が飛び交うなど、予定通りの結果は得ら れませんでしたが、事業を軌道修正することで、一定の成果をあげることができました。

面C:公務員なので分かりますが、地域説明会は大変な仕事だよね。君が果たした役割はどんなことかな?

私:一番若手だったので、説明会では事業の説明役を担いました。また、他部署や市民との窓口の役割、資料の作成等を行いました。

面C:結局事業はどうなったのかな?

私:反対の声が大きく、事業は全て据え置き、となりました。ただ、事業の失敗ではなく、市民と協働しながらより良い事業の在り方を模索できたと考えています。

面B:(Cとの会話中に)据え置きになったんだね、それは大変だったことが想像できるね〜。

私:はい、大変な事業でしたが、とても良い経験となりました!

面C:分かりました、私からは以上です。

【面接官Aとの質疑応答】

面A:では次に、私から質問しますね。先ほど、教育に興味があって転職したということだけど、最初は何で○○市役所に勤務したのかな?その当時から教育に興味はあった?

私:はい、当時から教育業界に興味があり、民間の学習塾から内定をいただいていました。一方で、公務員にも興味があり、地元の市役所のみ受験しました。

面A:そうですか、分かりました。次の質問ですが、「チームやグループで目標を達成した こと」について○○市役所での経験を記載されていますが、これはどういった内容の事業で すか?

私:はい。市内出身で活躍したアスリートを表彰するイベントになります。具体的には、1年の間に優秀な成績をおさめた方を表彰したり、地元のダンスや太鼓のチームの演技を見て もらったり、市民の方とアスリートの方が一緒になってゲームを楽しんで盛り上がってもら う企画です。

面A:面白いイベントですね。その中で、前年よりも2倍参加者が増えたとありますが、どういったPRをしたのですか。

私:はい。主に2点で、一つはSNSを使用したPRと、地道に足を使って様々な場所に赴いてPRしたことです。

面A:具体的には、どんな所へ行かれたのですか?

私:部活動が盛んな市内の大学を訪問し、事業の企画を説明しました。そして、ご理解をいただけた大学に、チラシを多数置かせていただきました。また、様々なスポーツの大会を訪れ、そこでチラシの配布を行うなどしました。

面A:そうですか。ちなみにSNSの効果はありましたか?

私:効果はあったかと思います。ただ、足を使って行ったPRの方が効果はありました。

面A:なるほど。それ以外に何かPRで工夫したことはありますか?

私:そうですね・・・(ちょっと悩む)。職場に市民の方が訪れる部署でもあったので、窓口にチラシを置き、別の用事で訪れた方に対しても、簡単にイベントの案内をしたことは一つの工夫でもあったかと思います。

面A:それは良い取り組みだね。やっぱりSNSも大事かもだけど、地道に足を使ったりすることはもっと大事だよね(笑)

私:はい!大事だと感じました!(笑)

面A:ちなみに興味があるんだけど、○○市の有名なアスリートってどんな方がいるのかな?

私:はい!○○や○○、○○などです!

面A:わかりました。私からは以上です。

【面接官Bとの再度の質疑応答】

面B:では私に戻りますが、○○さん(私)の人柄はすごく良いんだけど、私たちの仕事は人事をしているから、仕事を退職されることが一番困るんだよね。例えば、希望しない区で、自宅から遠かったとしても、続けられる?

私:はい!転職したことで、たくさん苦労したので絶対に続けます!

面B:分かりました。○○さんは今回、特別区に骨を埋める覚悟で受験されたと思うんだけど、その辺りの覚悟について、最後に話してくれるかな?

私:はい。自分の職歴は人に誇れないと思いますが、その経験から多くのことを学びました。仕事のありがたみや、子育ての苦労、お世話になった方と疎遠になることの寂しさなど。そうした苦労があるので、その経験を活かし、特別区の職員として区民のために貢献したいと思っています。骨を埋める覚悟なので、よろしくお願いします!

面B:分かりました。それではこれで面接は終わりになります。

面接の振り返り

実際に私が面接官とやり取りした内容を全て公開しましたが、どうでしたか?

特別区の人事院面接について以前よりもイメージは膨らんだのではないでしょうか?

公務員試験を目指す人の中で、特別区を第一志望としている人も多いはず。

実際に面接を経験した私が、合格率を上げるための具体的な対策を次にご紹介しますね。

「特別区に合格して絶対働きたい!」

こう思っている方は、ぜひ続きを読んでみてください。

実践すれば合格率、上がりますから。

特別区の面接を攻略するために押さえておくべきポイント

面接前にこれだけは万全な対策をしておきましょう。

  • 面接冒頭の3分間プレゼンは徹底的に準備する
  • 特別区の志望順位3区については街歩きをする
  • なぜ、都庁や市役所ではなく特別区なのか明確な理由を考える

それぞれ詳しく解説しますね。

面接冒頭の3分間プレゼンは徹底的に準備する

「面接の合否は最初のイメージで決まる」といっても過言ではありません。

特別区の面接の鬼門は冒頭の3分間プレゼンです。

ここできっちりプレゼンを行い面接官に良い印象を与えることができれば、合格もグッと近づきます。

逆に、ここで悪いイメージを面接官に持たれてしまうと、それ以降は挽回するための面接になってしまい苦しくなります。

ですから、3分間プレゼンは徹底的に準備しましょう。

そのためには、

  • 3分間プレゼンの原稿を作成し信頼できる人にチェックしてもらう
  • 内容を全て丸暗記しスラスラ言えるレベルまで練習する
  • 本番のプレゼンでは暗記したと思われないように身振り手振りを使って説明する

ここまでできるように事前に何度も練習しましょう。

当日はかなり緊張します。特に、3分間プレゼンでは面接官の視線をずっと感じながら説明し続けなければなりません。

準備し過ぎるくらいが丁度良いです。

特別区の志望順位3区については街歩きをする

あなたが特別区を第一志望としているなら、必ず街歩きすることをオススメします。

特別区が第一志望の人で、

  • 街歩きをしている人
  • 街歩きをしていない人

の2人がいたら、どちらの人がより熱意があると思いますか?

答えは火を見るほど明らかですよね。

実際に私が面接を受けた時も、面接官から街歩きしたかを聞かれました。

この時に、街歩きした様子から志望理由を結びつけて説明できれは、よりリアリティのある回答ができるはずです。

もちろん、ただ街歩きをすれば良い、という訳ではないので注意してくださいね。

街歩きをしている中で気付いたことや区役所の様子をメモしておきましょう。

そして、面接官から街歩きの印象を聞かれたら、即答えられるように準備しておくことが大 切です。

なぜ、都庁や市役所ではなく特別区なのか明確な理由を考える

最後の3つ目がこれ。

特別区は、面接で都庁や市役所と比較されることが多いです。

私も面接の中で、

「数ある自治体の中で、なぜ特別区を志望するのか」

この点に関する質問を受けました。

こうした質問を受けた時に明確な理由を持って答えられると、面接官に好感を持たれます。

一般的には、

  • 特別区独自の特徴ある施策
  • 特別区という自治体の持つ可能性

上記の内容を説明する受験生が多いと思います。

あなたなりの理由を考えて答えられるように準備しておきましょう。

そうすれば自信を持って答えることができ、面接官も耳を傾けてくれるはずです。

面接対策に使えるオススメの参考書5選

では最後に、私が面接対策として使ったオススメの参考書をご紹介します。

【①現職人事がかいた「自己PR・志望動機・提出書類」の本】


オススメしたいポイント
  • ES(エントリーシート)の書き方を詳しく学べる
  • 現役公務員が著書のため、評価されるポイントが分かる

面接対策は大きく分けると、ES(エントリーシート対策)と当日の面接対策に分けることができます。

その中でもこの本は、ES対策に特化した本。

たくさんの評価されるポイントが書かれているため、自分のESに磨きをかけるのに参考になるはずです。

たいせー
たいせー

私も本書を参考にして、自分のESを何度も書き直しました。

【②現職人事が書いた「「面接試験・官庁訪問」の本】


オススメしたいポイント
  • 質問への回答例が複数書かれていて参考になる
  • 現役公務員がなぜこの質問を聞くのか意図を教えてくれている

こちらも「現職人事が書いた」シリーズで主に面接に特化した内容が書かれています。

初めて面接を受ける方は、面接官の質問にどんな回答をしたら良いか分からないですよね?

そんな時に参考になるのが本書。

豊富な回答例と、面接官が納得する回答のポイントが書かれています。

絶対押さえておきたい良書です。

【③9割受かる鈴木俊士の公務員試験「面接」の完全攻略法】


オススメしたいポイント
  • 面接官の心に届く「伝え方」を学べる
  • 他の受験生と差を付ける面接のテクニックを知ることができる

面接で評価されるためには、「何を伝えるか」と同じくらい「伝え方」も重要です。

そんな高評価を得るための方法を本書で押さえましょう。

隙間時間だけでもサラッと読めるのでオススメです。

【④公務員試験 面接完全攻略ブック】


オススメしたいポイント
  • 集団討論に関する内容が豊富に掲載されている
  • 時事問題など受験生が手の届きにくいネタもカバーしている

多くの自治体で選考の中に集団討論を採用しているケースが増えてきています。

集団討論のネタや評価されるポイントを知りたい方は、本書で確認しましょう。

落ち着いた気持ちで試験当日を迎えられるはずですよ。

【⑤現職採点官が教える!社会人・経験者の合格論文&面接術】


オススメしたいポイント
  • 社会人経験のある人が受験する場合に気をつけるべきポイントが書かれている
  • イラストやマンガを使っている所が多く、非常に読みやすい

社会人経験者は、学生よりも面接では厳しい目で見られる傾向があります。

また、公務員は民間企業の社員とも異なる点が多いです。

本書で面接官がどんな視点で選考しているのか知れば、対策も立てやすくなるはず。

まとめ

今回は、特別区の人事院面接の再現と、特別区の面接を攻略するためのポイントをご紹介しました。

本記事を読んだことで、面接の当日の緊張感や面接官に聞かれる質問についてイメージが湧いたかと思います。

しかし、大切なのはこれから。

あなたが合格を勝ち取るためには、

  • 足を使って志望する区の街歩きをする
  • 自分をアピールする3分間プレゼンの原稿を作成する
  • 原稿を記憶してプレゼンの練習をする

こういった地道な行動が必要になります。

面接までに準備することはたくさんあるし、不安で仕方ない・・。

そう思う方もいるかもしれません。

でも、大丈夫です。

私も、毎日のように不安で眠れない日々を過ごしましたが、毎日やるべきことを積み重ねることで、最終的に内定をもらうことができました。

最後まで諦めずに行動しましょう。そうすればきっと後悔しないはずですから。

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