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【徹底解説】第二新卒は公務員試験で新卒よりも不利?【第二新卒の合格のコツも教えます】

こんにちは!たいせーです。

悩む人
悩む人
  • 第二新卒で公務員になりたいけど、新卒と比べて不利なの?
  • 第二新卒が公務員試験に合格するコツを知りたい
  • そもそも第二新卒が公務員試験を受ける時に、注意すべきことってある?

今回は、上記の悩みを解決できる記事をご用意しました。

一度、民間企業に就職し、第二新卒で公務員に転職する人も増えてきました。

公務員に転職を考えている人は、選考で 『新卒と比べて不利にならないか』という心配を抱えている人も多いはず。

しかし結論から言えば、現在の公務員試験において、第二新卒は不利ではなく、むしろ圧倒的に有利です。

もちろん、第二新卒で公務員試験を受ける場合、注意すべき点もあります。

しかし、その注意点さえ押さえていれば、第二新卒が有利な状況は、今後も続いていくはずです。

つまり、第二新卒で受験を迷っている人は、チャンスなわけです。

本記事を書いている私は、

公務員(市役所)→大手民間企業→公務員(区役所)

という転職歴があります。

2回の公務員試験を新卒と第二新卒の両方で合格しているため、この記事では第二新卒が合格するコツについても解説していきます。

この記事を読めば、第二新卒で受験を迷っているあなたも、公務員試験を受験するポイントが分かるはず。ぜひ、最後までお読みください!

たいせー
たいせー

ちなみに、公務員になりたい人は大手予備校のクレアールが発行している「 社会人のための公務員転職ハンドブック」を手に入れよう。無料なのに、公 務員試験に必要な情報がギッシリ書かれているよ。

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公務員試験の選考の流れ

まずは、公務員試験の選考の流れを押さえましょう。

受験する職種によって多少の違いはありますが、基本は下記のとおり。

  • 1次試験 筆記試験
  • 2次試験 集団・個人面接、集団討論、小論文

1次試験と2次試験の両方に合格すると、晴れて公務員になれます。

ここ最近の傾向では、2次試験の方が重視されるようになり、面接が合否のカギになってきています。

たいせー
たいせー

2次試験も時間をかけてしっかりと対策しよう!

筆記試験(1次試験)

こちらも受験する職種によって多少の違いがありますが、一般的な科目は次のとおりです。

  • 教養科目 高校までの過程でならった科目(英語、数学など)+数的処理
  • 専門科目 大学で学ぶ法律、経済、政治学など

教養科目と専門科目の両方を合計すると、科目数は30科目にもなります。

公務員試験の難易度を上げているのが、この科目数。

一定の勉強時間を確保できないと、これだけ膨大な範囲を勉強するのは至難の業です。

ちなみに数的処理という科目は、民間の就職試験で受けるSPIのようなもの。

SPIよりもずっと難しいので、習得するまでに時間がかかります。

国家公務員や、地方上級と呼ばれる都道府県庁、特別区、政令指定都市などは教養科目と専門科目の両方が出題されるタイプの試験です。

一方で、1次試験が教養科目だけの市役所なども増えてきているので、希望する自治体の情報をしっかりと確認しましょう。

たいせー
たいせー

志望する受験先の問題について早めに情報取集しよう!

【教養科目】独学で公務員試験に合格するための参考書24選 【専門科目】独学で公務員試験に合格するための参考書20選

面接や集団討論、小論文(2次試験)

近年、公務員試験において配点が重視されてきているのが、面接や小論文。

大きくわけて、2次試験では

  • 個人面接(個人の受験生 対 面接官)
  • 集団面接(複数の受験生 対 面接官)
  • 集団討論(複数の受験生がグループディスカッション)
  • 小論文(1次試験に含まれる場合もある)

などが課されて、その総合点の高い人から採用されることになるんですね。

これが公務員試験の全体の流れです。

【不利というよりむしろ有利】第二新卒の方が公務員試験に受かりやすい3つの理由

「第二新卒は、新卒よりも不利な扱いを受ける」

こう思っている第二新卒の人が多いようです。

確かに、新卒一括採用が根付いている日本では、第二新卒の場合、新卒よりも不利な扱いを受けるケースもあります。

しかし、公務員の場合は別。

圧倒的に第二新卒の方が有利です。理由は、下記の3つ。

  1. 採用側は即戦力として働ける第二新卒を採用したい
  2. 第二新卒は新卒よりも面接に慣れている
  3. 第二新卒は説得力のある志望動機が語れる

それぞれ解説しますね。

①採用側は即戦力として働ける第二新卒を採用したい

現在の公務員は、昔よりも様々な行政ニーズに答えるため毎日多忙です。

私が働いてる職場も長時間労働や休日出勤が当たり前の職場でした。

そんな猫の手も借りたい職場では、大学を卒業したばかりの新卒を丁寧に指導して仕事を教える余裕はありません。

それこそ、新卒だと電話の取り方やメールの書き方から指導する必要がありますからね。

職員
職員

新卒よりも、第二新卒の即戦力となる人が配属になってほしいな

事実として、一緒に働く職員はこう思っている人が多いです。

採用者を決める人事課も十分そのことを分かっていて、民間経験者の採用数は様々な自治体で増えています。

今後も公務員は仕事の量がどんどん増えていくでしょう。

そうなれば、

「新卒よりも第二新卒の採用者を増やす」

こういった流れはさらに加速していくはずです。

②第二新卒は新卒よりも面接に慣れている

当然といえば当然ですが、第二新卒の人は社会人経験があります。

近年の公務員試験では、面接の配点が筆記試験よりも高く設定されています。

つまり、人物重視の採用になっているんです。

そのため、面接の応対や社会人のマナーに関して上手にふるまえる第二新卒は有利。

実際、私が集団面接を受けた時に、新卒の人は緊張で、面接官と基本的な会話さえできない人がいました。

新卒よりも面接に慣れた第二新はここで大きな差を付けることができます。

たいせー
たいせー

ちなみに、面接でどんなことが聞かれるか気になる方は、面接について書いたnoteの記事も参考にしてみてね!

③第二新卒は説得力のある志望動機が語れる

第二新卒が有利なのは、面接の慣れやマナーだけではありません。

社会人として働いた経験をもとに、志望動機を語れることも大きなメリットです。

前職の〇〇な経験を活かして公務員として〇〇な仕事をしたい

こういった志望動機が作れるわけです。

一方で大半の学生は、アルバイトを除けば社会人として仕事をしたことがありません。

ですから、第二新卒の人のような、面接官が腑に落ちる志望動機を作れないわけです。

実際多くの学生が、

  • 安定しているから公務員になりたい
  • 親に勧められて民間よりも公務員を目指した

こんな理由で試験を受けている人が多いです。

私も一度目の公務員に就職したときは、そんな漠然とした理由でした。

社会人経験から志望動機を語れるため、この点でも新卒より第二新卒の方が有利といえるでしょう。

【必見】第二新卒が公務員試験に合格するコツ

ここまで第二新卒が公務員試験で有利な理由をお伝えしましたが、一つだけ学生よりも不利な点があります。

それが、「勉強時間の確保」です。

第二新卒の人が公務員試験を目指す場合、仕事を辞めない限りは、働きながら勉強することになります。

正直働きながら毎日勉強するのは、めちゃくちゃしんどい。

ですが、これができないと合格は遠のきます。

合格するためには、大前提として

  • 隙間時間を活用するなど、勉強時間をとにかく確保する
  • 無駄なことはせず、効率的に勉強する

上記のマインドを常に持つようにしましょう。

学生のように、時間に余裕はありません。

効率的にこなしましょう。

①徹底的に情報収集し不要な勉強をしない

公務員試験の範囲は膨大です。

ここでやってしまいがちなのが、何も計画を立てず手当たり次第、勉強してしまうこと。

これでは、ほぼ確実に合格はできません。

まずは、公務員試験を目指すなら最低限、下記のポイントを押さえてから始めましょう。

  • 受験する自治体の試験日と併願先
  • 受験先が出題する問題の傾向と、1次試験と2次試験の配点
  • 受験科目の中で、勉強しないで捨てる科目
  • 勉強に使用する参考書・問題集

公務員試験に合格するには、一般的に1,000時間程の勉強時間が必要と言われます。

働きながら勉強する人には、正直しんどいですよね、、。

ですから、極限まで無駄なことはしない。

そして、するべきことに時間をかける。

これを意識してくださいね。

たいせー
たいせー

公務員試験の勉強時間については、下記の記事でも解説しているよ!

【まとめ】公務員試験の勉強をいつから開始するべきか徹底解説

②採用人数の多い自治体を受験する

当たり前のことですが、

  • 採用人数が100人の受験先
  • 採用人数が3人の受験先

この二つの場合、前者の方がはるかに合格しやすいです。

公務員になるのが目標なら、採用人数が多い所が狙い目。

受験先の倍率を把握することも忘れないでください。

そして、第二新卒の人は面接で

  • 新卒よりも職場で即戦力になれる能力がある
  • 既に社会人のマナーを身に着けているので新人教育が不要

こういったお得感をアピールしましょう。

この「新卒を採用するよりも第二新卒の方が仕事で使えますよ」というお得感をアピールできれば、こっちのものです。

複雑な経歴でも二度目の公務員試験に合格した私は、特にこの点を意識していました。

一方で、あなたがどんなに優秀でも、採用人数が少ない自治体を受ける場合は競争が熾烈です。

覚悟して受験の対策をしましょう。

③社会人経験者枠を狙う

「どうしても忙しくて勉強時間が確保できない」

こんな人にオススメなのが、「社会人経験者枠で受験する」というもの。

一般の受験よりも、科目数が少なく難易度も低めに設定されています。

しかも、合格すると役職付きで採用されるため、お給料も増えます。

ただし、受ける受験生はみんな社会人としての経験がある分、面接の難易度はグッと上がります。

職歴に自信がない人は、社会人経験者枠よりも一般受験を受けた方が無難です。

ちなみに私は、複雑な経歴でしたが「新卒よりも使える第二新卒」をアピールして一般受験で合格しました。

たいせー
たいせー

経験者枠は社会人経験が何年以上という受験資格を満たせば誰でも受けることができるよ!

第二新卒が公務員試験で注意すべきポイント

ここまで第二新卒は公務員試験で有利とお伝えしてきました。

しかし、気を付けるべき注意点もあります。第二新卒というメリットを活かせずに、不合格とならないよう参考にしてくださいね。

ポイントは下記2つ。

  1. 科目数に圧倒されても勉強を諦めない
  2. 面接で聞かれる志望動機だけは徹底的に対策する

順番に解説しますね。

①科目数に圧倒されても勉強を諦めない

先程も伝えましたが、公務員試験の科目数は30科目にも及び、試験範囲がとにかく広い。

受験生は毎日の学習に加えて、この勉強する科目数分のスケジュール管理をしなければなりません。

例えば、

  • 憲法、経済、数的処理は年内までに問題集を1週終わらせる
  • 政治学、行政学は年明けから勉強を始める
  • 英語と小論文は、2月から毎日1時間勉強する

こんな感じ。

勉強がうまく進まなければ、定期的にスケジュールを修正する必要も出てきます。

毎日の仕事のスケジュール管理だけでも大変なのにって感じですよね。

それで勉強が続かず諦めてしまう人も多い。

特に、独学の場合、自分であらゆることを管理する必要があるため、余計大変です。

そんな時は、予備校を活用するのも手。

オンラインで受講できるため通勤途中に勉強するなど、時間を効率的に使えます。

予備校のメリット
  • 教材を自分で選ぶ必要がない
  • 勉強のカリキュラムを予備校が設定してくれる
  • プロの講師が過去の出題傾向に合わせた解説をしてくれる
  • 様々な悩みや相談にも乗ってくれる
  • 試験情報など、情報収集にも使える

独学の方が費用はかかりませんが、予備校の方が楽なのは間違いありませんね。

もちろん、「予備校に通う」「独学する」かは人それぞれ。

自分に合った方法を選びましょう。

ちなみに私は、「アガルート」という公務員予備校のオンラインで学習し合格しました。

気になる方は、下記から確認することができます。

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②面接で聞かれる志望動機だけは徹底的に対策する

先ほど、「第二新卒は社会人経験があるため、説得力のある志望動機が語れる」とお伝えしました。

しかし、もし上手に語ることができなかった場合、面接での評価はかなり下がると思ってください。

その理由は、学生よりも経験があり、志望動機の”ネタ”があるのに「面接官を納得させられ ない人材」とみなされるからです。

学生であれば、面接官からの他の質問で挽回できるかもしれません。

しかし、第二新卒は面接で挽回するのはかなり厳しいでしょう。

なぜなら、面接官は、

「民間企業から公務員になんで転職したいのか?」

この部分を社会人経験をもとに、第二新卒に面接で語ってもらいたいからです。

ですから、第二新卒は面接の中でも、特に「志望動機」を徹底的に考えて、面接官を納得させられるように準備しましょう。

志望動機を考える際に、私が使用したオススメの参考書も載せておきます。

他のものでも構わないので、しっかり対策してくださいね。


たいせー
たいせー

第二新卒は、面接官の志望動機のハードルが上がるからしっかりと準備しようね。

【まとめ】第二新卒は公務員試験で新卒よりも不利?

公務員試験は、受験資格を満たせば誰でも受験することができる平等な試験です。

また、ここ最近は即戦力とみなされる第二新卒が有利な状況です。

しかし、社会人経験があっても筆記試験に通らなければ、元も子もありません。

計画的に勉強を進められるよう、まずは情報収集から始めましょう。

筆記試験にさえ通れば、面接で大きな差を付けられるはずです。

もちろん、第二新卒は志望動機を細かく聞かれるので、油断せずに対策して臨んでくださいね。

情報収集に役立つのが、大手予備校のクレアールが発行している「公務員転職ハンドブッ ク」。

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