こんにちは!たいせーです。
- 公務員を辞めたいけど後悔しないかな
- 辞めた人のリアルな声が聞きたい
公務員を辞めたい人は、実はかなり多いです。
とはいっても、実際に辞める人はごく少数。
なぜなら、公務員は安定した職業だと思われているからです。
安定した公務員を辞めたら、後から
- 「やっぱ辞めなければよかった」
- 「なんで安定した職業を自分から捨てたんだろう」
こんな後悔をしたくないので、一歩を踏み出せない人がたくさんいるんですよね。
この記事を書いている私は、
公務員(市役所)→大手民間企業→公務員(区役所)という経歴の持ち主です。
私の場合は、公務員の方が向いていたため、公務員に戻りましたが、20代で市役所を辞めた経験があります。
その経験から、この記事では「公務員を辞めて良かった」ことについて詳しく紹介します。
公務員を辞めるか悩んでいる人には、リアルな内容なのできっと役立つ情報があるはずです。
サクッと読める分量なので、ぜひ最後までお読みください!
目次
公務員を辞めて良かったこと5選
まずは結論から。
辞めて良かったことは以下の5つですね。
- 理不尽なクレーム対応をしなくて良い
- 閉鎖的な人間関係から解放される
- 努力次第で給料が増える
- 仕事内容を自分で選べる
- 合法的に副業ができる
順番に説明します。
①理不尽なクレーム対応をしなくて良い
公務員を辞めて一番良かったのは、クレーム対応からの解放です。
もちろん民間企業でもクレーム対応はあります。
ですが、公務員と違うのは「お客を選べるかどうか」という点。
民間企業であれば、サービスを提供している企業側もお客さんを選べます。
クレームに対して、誠意ある説明をしても納得されない場合、そこで商談を辞めることができるんです。
しかし、公務員はそうはいきません。
税金を納めてもらっている以上、理不尽なクレームに対しても丁寧に対応することが求められます。
窓口職場だと2時間以上の電話なんて日常茶飯事だよ。
実際に、私が市民税課で働いていた時は、
- 何でこんなに税金が高いんだよ
- お前じゃ話にならないから市長を呼んでこい
と怒鳴り込んでくる人の相手を何度もしました。
クレーマーに対して言い合いをしてしまい、さらにエスカレートする場合もあります。
そうなると最悪。
上司からは、クレーム対応が下手だと思われて評価が下がります。
自分に非がなくても言い返すことができない。こんな状態はかなりストレスです。
公務員を辞めて、理不尽なクレーム対応をしなくなったのは、心の健康度がグッと上がりましたね。
②閉鎖的な人間関係から解放される
公務員は超が付くほど、閉鎖的な人間関係の中で仕事をしています。
- 今度異動してくる人は、性格が悪くて有名
- 過去にあの人は病気で休職したことがある
こんなうわさもよく耳に入ってきます
それほど、公務員は狭い世界なんですよね。
一番ひどかったのは、上司の不倫しているうわさが耳に入ってきたことですね・・。
公務員を辞めて、民間企業に転職して感じたのは、公務員の世界が異常だということ。
民間企業の場合、転職を通じて人が入れ替わるため、様々な人と交流します。
一方、公務員の場合、そもそも辞める人自体が少ない。
そのため、人間関係がずっと続くことになります。
もちろん、良い人間関係が作れれば問題ないです。
ですが、閉鎖的な人間関係に疲れやすい人は苦労しますね。
③努力次第で給料が増える
公務員はそもそも仕事を頑張っても給料は増えません。
もちろん、出世をして役職が上がれば給料は増えます。
しかし、民間企業のように
頑張って営業成績を上げたからボーナスがたくさんもらえた!
こんなことはありません。成果主義とは真逆です。
むしろ、公務員は努力すればするほど仕事を押し付けられることの方が多いです。
仕事量が増えて体調を崩した頑張り屋を何人も見てきたよ。
- 仕事を頑張ってたくさん給料をもらいたい!
- 早く出世するために、仕事をたくさんしたい!
上記の思いがある人は、公務員を辞めるのは正解ですね。
逆に、ほどほどに仕事がしたい人には、公務員は天職です。
④仕事内容を自分で選べる
公務員の最大のイベントは人事異動。
一般的に3年から5年で部署を異動します。
今までイベントの企画部署だったのに、来年度から生活保護のケースワーカーに!
こんなことはザラです。
もちろん、職員は異動希望を課長に提出します。
しかし、希望が通るのはすごくまれ。
むしろ、全く興味のない仕事をしている人が大半です。
その点民間企業は、自分が好きな業界、職種を選ぶことができます。
実際、私も自分の興味があるスキルを選んで民間企業に転職したよ。
公務員を辞めれば、以前よりもグッとやりたい仕事ができるようになります。
公務員に比べると、明らかに自分で仕事が選べますからね。
- 興味が全く持てない仕事でも大丈夫!
こう思えないなら、転職するのもありですね。
⑤合法的に副業ができる
ここ最近は副業ブーム。
公務員も本業だけだと、生活が苦しい人も多いです。
公務員も特に若手の時は、手取りが少なくてカツカツです。
副業したいと思っている公務員も多いですが、公務員は原則、副業禁止です。
バレれば法律違反として、懲戒処分を受ける可能性さえあります。
確かに民間企業でも、社内ルールで禁止にしている会社もあります。
とはいえ、許可なく副業をしても法律違反にはなりませんよね。
しかも、近年は国も副業を解禁する動きがあります。
ガッツリ副業をして本業以外にも収入が欲しい!
こんな人は、公務員を辞めた方が色んな副業にチャレンジできます。
【副業解禁に備えよう!】公務員がプログラミングを学ぶべき理由3選ちなみに、副業バレしたくない人は、以下の動画がおすすめ。
人気YouTuberの両学長がバレない副業のやり方を解説していますよ。
公務員を辞めたい人へ
公務員を否定する気は全くありません。
むしろ私の場合は、公務員を辞めてそのメリットに気付き、また公務員に転職したくらいです。
とはいえ、上記の5つは公務員を辞めて本当に楽になるのを感じました。
- 自分も辞めたいけど、安定を捨てるのが怖い
- 辞めたいけど特にやりたいことがない
辞めることを迷うのは当然です。
ですが、迷っている人は新しい行動を始めないと変わりません。
悩んで苦しいのに、ずっと今のまま公務員を続けられますか?
動き出さないまま何もしなければ、一生後悔します。
辞めたいと思うのなら、動き出しましょう。
もちろん、後先考えず仕事を辞めるのはリスクが高いです。
「じゃあ、具体的にどんな行動をすれば良いの?」
と思いますよね。
まずは小さく動き始めましょう。
具体的な行動は、以下のとおり。
- 自分の市場価値を知る
- 転職エージェントに登録する
- 資格の勉強やスキルを身につける
それぞれ解説します。
①自分の市場価値を知る
公務員を辞める前に、まずは自分の市場価値を知りましょう。
自分が転職市場でどれくらい評価されているのか知りたいならミイダスが便利。
ミイダスは経験やスキル情報から自分の市場価値を分析し、企業からオファーをもらえるサービス。
ミイダスに登録して簡単な診断をするだけで、自分の市場価値を知れます。
どんな企業に応募すれば良いか知りたい人には、超便利なアプリ。
もちろん、無料で利用できるので登録をおすすめします。
\面接確約オファーも届く/
【公務員経験者が語る】公務員に向いていない人の特徴5選!職務適性を調べよう!②転職エージェントに登録する
やるべきことの2つ目は「転職エージェント」への登録ですね。
登録するだけで、転職エージェントを通じて様々な情報が入ってくるようになります。
例えば、
- 自分の職歴は転職市場でどう評価されるか
- 公務員から転職できるのはどんな仕事か
- 転職するにはどんな資格が必要か
無料でこうした情報が入るのは大きいです。
以下の転職エージェントは、特におすすめですね。
登録すればそれだけ情報が入るので、上記3つは早めに登録した方が良いかと。
私が民間企業に転職したときは、マイナビジョブ20’sを経由して転職したよ!
③資格の勉強やスキルを取得する
公務員を辞めたいと思ったら、スキルを身に付けるのもおすすめです。
公務員は転職市場で市場価値が低いですが、スキルを身に付ければ話は別。
転職活動でそのスキルをアピールできます。
もちろん、資格を取得するのもありですね。
以下のスキルと資格は特におすすめです。
- プログラミング
- 動画編集
- Webライティング
- 簿記
- 宅地建物取引士
これらのスキルは、転職市場で需要がありますよ。
Webライティングや動画編集、プログラミングは副業で稼ぐこともできるよ!
宅建は独学でも勉強できますが、効率的に合格したいなら通信講座が良いです。
通勤や自宅で学習できるので、時間がない人にもお勧めです。
通信講座に特化した大手予備校のクレアールは、他よりも比較的料金が安いですよ。
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資料請求するだけなら無料なので、まずは行動してみましょう。
公務員を辞める前に、気になるスキルや資格の勉強から始めるのも大きな前進です。
【まとめ】辞めるか迷ったら行動あるのみ
公務員を辞めようかずっと悩んでいても始まりません。
まずは、少しずつで良いから行動あるのみ。
行動してみて、
「やっぱり公務員の方が良い!」
そう思えば、スッキリした気持ちで仕事を続けられます。
一番苦しいのは、辞めたいけど辞めて良いか悩み続けること。
「俺の人生こんなはずじゃなかった・・・」
そんな後悔をしないためにも、勇気を出して動いてみてください。
【経験者が語る】20代で公務員を辞めたいなら今すぐ行動すべき理由 【後悔するな】公務員を辞めたい30代がやるべきこと3選
公務員9年→自営1年→民間1年を経験し、やはり公務員が自分にはあってる、と感じております。
たいせーさんはそれぞれ何年くらい勤めましたか?
また、元いた自治体を再受験したりされましたでしょうか?
Kさん
連絡が遅くなり失礼しました。私の場合は、元いた自治体は受験していません。退職した自治体を受けたとしても合格は難しいと思いましたので。
公務員も民間も数年(一桁)でしたね。Kさんは色々と経験されているようなので、もう一度公務員を目指されるようでしたら社会人経験者採用を受けるのもありですね(^^)