こんにちは!たいせーです。
- 公務員を辞めたいけど、いつ辞めたら良いのかな
- 退職の話をしたら職場の雰囲気が悪くならないか心配。経験者の話が聞きたい。
公務員を辞めたいと思っている人はかなり多いです。
やっと退職を決意しても、今度は職場に伝えるタイミングに悩みます。
そんな人のために、今回は「公務員を退職するベストなタイミング」について紹介します。
もちろん、人によって辞めるベストなタイミングは違います。
とはいえ、それぞれのタイミングのメリットとデメリットを知ることで、一気に次の行動に進めます。
記事を書いている私は、公務員(市役所)→大手民間企業→公務員(特別区)という経歴の持ち主です。
実際に私が辞めた時の経験を元に書いているよ!
恥ずかしいですが、私の退職する時の失敗談も紹介します。
サクッと読める分量なので、ぜひ最後までお読みください!
目次
退職を伝える前に最初にするべきこと
公務員を辞める決心がついたら、まずやるべきことがあります。
それは、所属する自治体の服務規定を確認すること。
服務規定には、必ず退職願をいつまでに提出すべきか書いています。
自治体にもよりますが、14日前や30日前といった感じですね。
退職するにはまず「いつまでに退職願を提出するのか」を把握することから始まるんです。
じゃあ、それまでに退職を伝えれば良いんだね?
服務規定的には問題ないですが、実際は3ヶ月くらい前には伝え方が良いかと。
退職が決まったら、仕事の引き継ぎをする必要がありますからね。
通常業務に加えて、引き継ぎすることになるよ!
さらに、職場側も自分が抜けた後の人事を調整する必要があります。
職場的には、退職の報告はできるだけ早く知れた方が助かるんです。
直前に退職の意向を伝えると、周りに迷惑がかかるのは間違いないですね。
『周りに迷惑はかけないで辞めたいな』
そう思う人は、最低でも3ヶ月前には伝えましょう。
いつまでに退職を伝えるべきか分かったら、次は辞めるべきタイミングです。
公務員を辞めるベストなタイミングはいつ?
公務員を辞めるタイミングは、基本的に以下の3つですね。
- 年度末(3月末)
- ボーナス月(6月末か12月末)
- 自分の辞めたいタイミング
順番に解説します。
①年度末(3月)
一番多いのが年度末の退職ですね。
メリットは、
- ちょうど人事異動のタイミング
- 周りの職員に仕事のしわ寄せがいかない
- 退職金が増える
私が市役所を辞めた時も、年度末で辞めました。
一番のメリットは、年度末退職だと係内の人数が減らないことですね。
年度の途中で辞めると、人員が減り周りの職員に迷惑がかかります。
新年度まで人員が補充されないことも多いよ!
周りの目が気になって退職を言えない人は、年度末での退職をおすすめします。
②ボーナス月(6月末か12月末)
辞める側のメリットが大きい月として、ボーナス月の6月と12月もアリです。
どうせ辞めるんだったら、ボーナスはもらいたい!
こう思って、ボーナス月に辞める人も割と多いです。
とはいえ、職場的には年度途中だし、自分のことしか考えていないと思われるリスクはあります。
- 年度末よりももっと早く辞めたい
- でも、もらえるお金はしっかりもらいたい
上記の人は、ボーナス月に辞めるのは良いかと。
③自分の辞めたいタイミング
- 辞めるのは自由だから好きな時に辞めたい
- 転職先で働く日が決まってるから、今すぐ辞めたい
こんな人は、自分の辞めたいタイミングで辞めましょう。
辞めるタイミングは自分で決めるのが一番大事です。
でも、多くの人は周りから批判されるのが心配で、辞めるタイミングに悩みます。
実際、今まで年度途中で辞める人を多く見てきましたが、
- 自分勝手で困る
- 周りの職員のことを考えていない
本人には言いませんが、陰でこんな風に批判する人が多かったです。
自分の辞めたいタイミングで辞めるのが理想です。
でも、周りに迷惑がかかるのも事実。
周りとは良い関係で仕事を辞めたい!
そう思う人は、うまくバランスを取るしかないですね。
逆に、
批判する人なんて気にしない!
こう思える人は、自分の好きなタイミングで辞めちゃいましょう。
【失敗談】私が退職を報告したタイミングと後悔
ここからは私の経験を少しお話しします。
私が市役所を退職したのは、年度末。
ただ、実際働いたのは3月の中旬までで、10日ほど有給を使って辞めました。
直属の課長に退職の意思を伝えたのは、5ヶ月前の10月。
今思うと反省なんですが、普通は係長→課長の順番に退職を伝えるべきです。
ですが、私は自分の係長よりも先に、課長に伝えてしまったんですよね。
当時は、
- 係の仕事が繁忙期で忙しい
- 異動したての職員が多く退職すると係長に迷惑がかかる
そんな状況だったため、係長に退職を切り出せない毎日でした。
悩んだ私は、休みの日にこっそり課長に電話で退職の意思を伝えたんです。
課長からは「気持ちは分かったけど、もう少し考えてみないか」と引き止めがありました。
ですが、退職の決心はついていたので、数日後、退職願を課長に提出。
その時も係長には、退職の意思を伝えていませんでした。
最終的に伝えたのは、年が明けた1月後半。係長は、驚いた様子で聞いてくれましたが、
後から聞いた話では、既に課長から事前に報告を受けていた、とのことでした。
係長に先に話さなかったことは、今でも後悔として残っています。
退職願を提出した後は、部長(部活のOB)から個室に呼び出されましたね。
大きな課だったので、部長と言えどほとんど面識はありませんでした。
「同じ部活の後輩が退職すると聞いて話を聞きたいと思った」
と言われ、30分ほどお話しをしました。
- 市役所を辞めようと思った理由
- いつから退職しようと思っていたのか
たくさんの質問をされましたが、転職の理由を話した所
「引き止めようと思ったが、やりたいことにチャレンジするなら応援するよ」
そう言ってもらえました。
同じ係のメンバーへは、3月の係会で係長から報告してもらいました。
みんな全く気付いていなかったので、めちゃくちゃ驚かれましたね。
係の人には迷惑をかけたくなかったので、残りの仕事は気を緩めず働きました。
もちろん、自分の仕事の引き継ぎもしっかり行いましたね。
退職を報告した後に必ずやるべきこと
退職を職場に報告したら、以下のことをやっておきましょう。
- お世話になった先輩や同僚への挨拶
- 仕事で関わった人への報告
私の場合は、お世話になった職場の人には、直接挨拶に行きました。
餞別のお菓子を渡しながら退職することを伝えに行きましたね。
特にお世話になった人は、挨拶に行くことを忘れないようにしてくださいね。
また、仕事を一緒にした外部の人には、メールで報告をしました。
公務員を辞めても、どこかでまた関わるかもしれませんからね。
本当に困ったときは退職代行へ
個人的にはおすすめしませんが、退職を切り出せない人は退職代行もありです。
以下の3社は有名なので、安心して利用できるはず。
退職代行は最後の手段。自分で直接伝えるのが一番良いよ!
【決断できない人向け】公務員を辞めたいなら今から行動しよう
この記事を読んでいるということは、あなたはきっと何かに迷っているはずです。
- そもそも公務員を辞めて良いか分からない
- いつ上司に伝えるべきかまだ迷う
そんな人は、まずは動き出すことから始めてください。
悩んでいる人は、何も行動しないで不安になっているケースが多いです。
そんな時は、実際に行動に移して不安を払拭しましょう。
私が公務員を辞めるか悩んだ時は、ひたすら読書をしていたよ!
- たくさん読書をする
- 新しい資格の勉強を始めてみる
実際に行動に移せば、自分のやりたいことが発見できるかもしれません。
今のまま行動しなければ、未来は何も変わりません。
少しでも良い人生にしたい人は、動き始めてください。
何をすれば良いか分からない人は、以下の行動から試すのもアリかと。