こんにちは!たいせーです。
- 公務員試験の自然科学ってどうやって勉強すれば良いの?
- 範囲が広いけど、捨て科目を作っても良いのかな?
- 自然科学のオススメの問題集を知りたい!
上記の悩みを解決する記事をご用意しました。
公務員試験の範囲の中でも、自然科学は特に勉強がしづらい教科です。
その理由は、
試験範囲がめちゃくちゃ広いのに、配点が低いから
そのため、
- 自然科学をどうやって勉強したら良いのか分からない
- 全部捨て科目にしたいけど、それで合格できるのかな
と、困っている人も多いでしょう。
先に結論からお話すると、
公務員試験における自然科学は、生物・地学だけ勉強すればOKです。
特に、大学受験で文系出身の人は、この点を意識しておかないと危険です。
自然科学の勉強に時間を取られすぎ、不合格の可能性が高まってしまいます。
そうならないためにも、この記事では、効率的に自然科学を学習し合格する方法をご紹介します。
ちなみに、この記事を書いている私は、公務員(市役所)→大手民間企業→公務員(特別区)という経歴の持ち主です。
ここで紹介する自然科学の勉強法で、2度公務員になることができました。
自然科学の勉強法で悩んでいる人は、この記事を読めば、効率の良い自然科学の勉強法が分かるはずです。
記事の最後には、オススメの問題集も解説します。
数分で読める分量なので、ぜひ最後までお読みください!
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目次
公務員試験の自然科学では何が出題されるのか
まずは、自然科学という科目について簡単に押さえておきましょう。
自然科学は、公務員試験の教養試験で出題される内容です。
教養試験は大きく分けると「知能分野」と「知識分野」の2つがあります。
自然科学はこの知識分野に当てはまる科目です。
自然科学は主に、数学・物理・化学・生物・地学の5科目から成り立っています。
図にすると、以下のようなイメージですね。
知能分野 | 数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈など)、文章理解(現代文、英文、古文分野など) |
知識分野 | 社会科学(政治、経済、法律、社会など)、人文科学(日本史、世界史、地理、思想、文芸など)、自然科学(数学、物理、化学、生物、地学) |
ここまで読んで、
「俺、大学受験は文系だったから自然科学の勉強無理かも」
そう思った人もいるでしょう。
大丈夫です。私も、文系出身で数学、物理、化学は全くできませんでしたが、公務員試験に 合格することができました。
自然科学の勉強で重要なのは、「得点できる科目をコスパ良く勉強し点数を取ること」で す。
理系科目に苦手意識を持っている人も安心してください。
このあたりの自然科学の勉強法は、後ほど解説しますね。
ちなみに、他の教養試験の勉強法については、以下の記事でも紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください!
公務員試験の社会科学の勉強法はこれできまり!【オススメの参考書も教えます】自然科学の配点はどのくらい?重要な科目なの?
ここからは、自然科学の配点についてみていきましょう。
以下の表は、各試験種における自然科学の配点です。
教養科目 | 科目一覧 | 国家一般職 | 地方上級 (全国型) | 市役所 (A日程) |
---|---|---|---|---|
文章理解 | 現代文 英文 古文 | 6 5 0 | 3 5 1 | 3 3 1 |
数的処理 | 判断推理 数的推理 資料解釈 | 8 5 3 | 9 6 1 | 7 5 1 |
社会科学 | 政治 経済 法律 時事 | 1 1 1 3 | 1 3 3 4 | 0 1 2 4 |
自然科学 | 数学 物理 科学 生物 地学 | 0 1 1 1 0 | 1 1 2 2 1 | 1 1 1 1 2 |
人文科学 | 日本史 世界史 地理 文学・芸術 思想 | 1 1 1 0 1 | 2 2 2 1 0 | 2 2 2 1 0 |
合計 | 40 | 50 | 40 |
表をみてどう思いましたか?
自然科学の配点は1〜2点が多いよね!
そうなんです。教養試験で重要な科目はあくまで
- 数的処理
- 文章理解
の2教科。つまり、自然科学は重要度が低い科目なんです。
科目の重要度で言えば、以下のイメージですね。
数的処理>文章理解>社会科学>人文科学>自然科学
公務員試験での配点を考えれば、数的処理や文章理解の方を優先して対策すべきです。
なぜなら、これらの科目は配点が高く、ここで点を取れなければ合格できないからです。
はっきり言えば、自然科学は一番最後に対策する科目なんですよね。重要度的に。
しかも、自然科学を得点源にしようと思うと、理系出身でなければ、対策にめちゃくちゃ時間がかかります。
公務員試験は、全科目の総合点で合否が決まります。
難しい科目では、捨てる勇気も大切です。
公務員試験では配点の高い科目を優先に対策しよう!
【全部捨てるのはNG】文系出身でも生物と地学だけは勉強しよう!
上記のとおり、公務員試験の優先度は、
数的処理>文章理解>社会科学>人文科学>自然科学
とお伝えしました。
だったら、
「自然科学は全部捨ててもOK?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、それはもったいないです。
なぜなら、自然科学の中でも「生物と地学は暗記科目」だからです。
この2科目だけは、文系出身の人も勉強して対策すべきです。なぜなら生物と地学は、
- 暗記科目の人文科学(日本史、世界史)に比べて範囲が狭い
- そこまで深い知識は問われないので、暗記すれば得点できる
といった特徴があります。
生物と地学は、費用対効果を考えれば、コスパの良い科目と言えます。
もちろん、理系出身の人は、数学と物理、化学も勉強して得点源にしちゃいましょう。
文系出身でも生物と地学は暗記科目だから勉強しよう!
自然科学を効率的に勉強する方法
自然科学を勉強する時は、以下の方法で勉強するよう意識してください。
上記の1〜3を繰り返し反復して勉強するのがコツです。
公務員試験は、範囲が広いので過去問から解いて、分からない箇所は参考書で知識をつける。
この流れで学習するのがベスト。
学校では「参考書→過去問」の順で学習した人も多いはずです。
しかし、それではどこが試験で問われるのか分からず勉強することになり非効率です。
過去問を先に確認することで、
- 試験ではどんな問題が出やすいのか
- 出題される問題ではどんな聞かれ方をするのか
こうした点を先に押さえた上で、参考書を読むとインプット効率が飛躍的に上がります。
公務員試験では、過去問を先に解く(アウトプット)。そして、理解があやふやな箇所は参考書を読む(インプット)。
この順番で学習するようにしましょう。
【独学生必見】公務員試験の自然科学(生物・地学)オススメ問題集4選
ここからは、生物と地学のオススメの参考書を解説します。
どの参考書で勉強してもOKなので、自分の好みに合うものを選びましょう。
①過去問解きまくり
私も使用したオススメの問題集がこちら。
公務員試験予備校の大手であるLECが編集しているだけあって完成度が高い内容です。
特に、出題傾向などの分析はLECだからこそ。大きな特徴は以下のとおりですね。
②スーパー過去問ゼミ
「スー過去」でお馴染みの「新スーパー過去問ゼミ」も良書です。
多くの受験生も愛用しているので、 安定感も抜群。
個人的には「過去問解きまくり」の方がレイアウトが見やすいですが、好みに合う方を使えばOKです。
③ダイレクトナビ
時間がない人にオススメなのが、「ダイレクトナビ」です。
主な特徴は、
試験まで時間がない人にとっては、一番オススメの問題集です。
④大学入学共通テスト 生物基礎の点数が面白いほどとれる本
こちらは問題集ではなく、参考書。
大学入学共通テスト用に作られた参考書です。
過去問を解く中で「もっとしっかり理解したい!」と思った時に使いましょう。
文章形式で書かれているため、スラスラ読めます。
苦手な分野について、理解を助けてくれるはずですよ。
もちろん、地学もこの参考書を補助教材として使いましょう。
生物・地学の暗記教材を無料で手に入れる方法
オススメの問題集を解説しましたが、最後に効率的に耳からインプットする学習法をご紹介します。
結論から言うと、Audible(オーディブル)を利用して公務員試験・らくらく聞くだけ暗記「生物・地学」という本で勉強する方法です。
「え!どうゆうこと?」
と思われた方もいるかもしれません。
このAmazonのAudible(オーディブル)は本の内容が音声で流れてくるサービスです。
要するに、本に書かれた内容を耳からインプットする方法なんですよね。
本来であれば、月額1,500円かかるのですが30日の無料体験を行っています。
無料体験のサービスを利用すれば、1冊だけ無料で視聴することができます。
この公務員試験・らくらく聞くだけ暗記「生物・地学」を無料でゲットし、耳から効率良く記憶しましょう。
通学や通勤、家事や運動をしている時にも勉強できるようになるよ!
紹介したオススメの問題集とあわせて学習すれば、効果は抜群です。
もちろん、無料体験期間中に解約しても、無料で手に入れた「公務員試験・らくらく聞くだけ暗記「生物・地学」はずっと聴くことができますからね。
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自然科学の勉強法まとめ
自然科学は配点が低いため、捨て科目として勉強しない人が多いです。
解説してきたとおり、数学・物理・科学については理系出身以外の人は捨て科目にして良いです。
しかし、文系出身でも、生物と地学は暗記科目なので必ず学習するようにしましょう。
公務員試験において、自然科学の対策は重要度は低いです。
自然科学よりも、数的処理や文章理解の方が大事なのでそれらの対策に時間をかけましょう。
合否は、全科目での得点数で決まります。
配点の高い科目から優先して学習し、戦略的に勉強する意識を持ってくださいね。
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ちなみに下記の記事では、公務員試験の勉強をいつから始めるべきか解説しています。
【まとめ】公務員試験の勉強をいつから開始するべきか徹底解説こちらも参考にしてみてくださいね!