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【徹底解説】高齢・既卒は公務員試験に合格するのが厳しいのか?

こんにちは!たいせーです。

悩む人
悩む人
  • 既卒・高齢だけど公務員試験に受かるかな。
  • 短期離職の経歴があるから公務員試験って不利?

こんな疑問を解決する記事をご用意しました。

公務員試験は、様々な経歴を持った人が受験します。

大学生、転職したい社会人、フリーター。

そんな中でも、高齢や既卒、無職の人は職歴に自信が持てず心配になりますよね。

この記事を描いている私は、公務員(市役所)→大手民間企業→公務員(特別区)という経歴の持ち主です。

人生2度目の公務員試験では、既卒・高齢・無職という職歴で受験しました。

職歴に悩みが ある人はもちろん、自信がない人も参考になるはずです。

この記事を読んで、ぜひ合格へ向けて一直線に頑張ってください。

3分ほどで読める分量なので、ぜひ最後までお読みください!

職歴に自信がない人(高齢・既卒)でも合格できるのか

先に結論からお伝えすると、どんな経歴でも公務員試験に合格できます。

なぜなら、複雑な経歴の私ですら合格できたからです。

二度目の公務員試験を受けた私は、

  • 高齢(30代)
  • 無職
  • 公務員の退職経験あり

という職歴でした。

たいせー
たいせー

高齢で一度公務員を辞めているって厳しいよね。

もちろん、周りにはいない程おかしな職歴です。

ですが、最終的にはいくつかの官公庁から内定をもらうことができました。

私ほど厳しい職歴の人はきっと少ないはずです。

公務員は様々な職歴を持った人がいる

入庁すれば分かりますが、同期や職場の公務員も職歴は様々です。

  • 民間企業から転職してきた
  • 20代後半まで無職だった
  • 他の自治体から転職した
  • 会社が倒産したから公務員になった

大学を卒業した後、そのまま公務員になった人の割合は4割程度でした。

残りの人は、色々な経歴を持って公務員になっています。

あなたが、高齢・既卒でも周りにも同じような職員がたくさんいます。

しっかりと公務員試験の対策をすれば、職歴だけでは落とされません。

高齢・既卒なら民間企業よりも公務員を選択すべき

はっきり言って、高齢・既卒など職歴に自信が「ない人こそ」公務員試験を受験するべきです。

「民間企業に行くべきか、それとも公務員試験を受けるべきか」

一度は悩むと思います。

しかし、高齢・既卒や無職の人が民間企業に採用されたとしても、公務員ほどの待遇は期待できません。

例えば、東京都特別区職員の場合、平均年収は約700万円。

有給休暇などの福利厚生も十分あり、まずクビになることはありません。

職歴に自信のない人が、同じ年収700万以上の企業に採用されるのは難易度がかなり高い。

  • 高いコミュニケション能力
  • 市場価値の高い資格やスキル
  • 他の人よりも優れた職務経歴書

こうした能力が求められます。

公務員であれば、筆記試験と面接だけで上記の待遇が得られます。面接も大手民間企業よりグッと低い倍率ですしね。

高齢・既卒など職歴に自信がない人こそ、公務員試験を受けるべきです。

たいせー
たいせー

新卒でも大企業に入社するのは難しいもんね!

高齢・既卒者が公務員試験に合格するために注意すべきこと

高齢・既卒者でも公務員試験に合格できます。

とはいえ、合格するために注意すべきことがあります。以下の3点です。

注意すべきこと
  1. 年齢制限・採用人数を確認する
  2. 社会人経験者枠よりも一般受験枠で受ける
  3. 公務員試験では面接対策に重点を置く

順番に解説します。

①年齢制限・採用人数を確認する

高齢者が受けられる自治体は限られています。

ますば自治体の受験資格である、年齢制限を確認しましょう。

公務員試験の年齢制限一覧表(出典:公務員試験総合ガイド)は、自治体ごとの年齢制限がまとまっていて分かりやすいです。

この受験できる自治体を把握するのが、ファーストステップです。

年齢制限を確認したら、次は採用人数を確認しましょう。

当たり前ですが、

  • 採用人数が100人の受験先
  • 採用人数が3人の受験先

この2つの場合、当たり前ですが100人の採用人数の方がはるかに合格しやすいです。

高齢・既卒者が採用人数の少ない自治体に合格するのは至難の業。

もし、筆記試験や面接で高得点を取ったとしても

  • 新卒や民間経験者も同じくらい点数が高かった
  • 採用人数が少ないので良くわからない経歴の人は採用したくない

こういった判断がされる可能性があります。

公務員になるのが目標なら、採用人数が多い所が狙い目です。

一方で、あなたがどんなに優秀でも、採用人数が少ない自治体は競争が激しいです。

②社会人経験者枠よりも一般受験枠で受ける

社会人経験者枠と一般受験枠は、以下のような違いがあります。

  • 一般受験枠:大学生が受験するのと同じ試験。32歳くらいが年齢制限の上限。
  • 社会人経験者枠:職務経験がある28歳以上の方が対象(自治体により異なる)。

社会人経験者枠の特徴は、

  • 一般受験枠よりも筆記試験が簡単
  • 採用人数が少ない
  • 社会人経験があるため、面接の難易度が高い

高齢・既卒者など経歴に自信がない人は、一般受験枠で受けるべきです。

なぜなら、社会人経験者枠で受けた場合、面接の難易度がグッと高くなるから。

高齢・既卒者は、

なんで働いていない期間があるのですか?

など、職務経歴の空白期間をかなり細かく聞かれます。

一般受験枠であれば、そもそも競争相手は大学生が多いので面接で有利にたてます。

また、応募人数も多いため、面接時間も短い傾向です。

高齢・既卒者が合格したいなら、一般受験枠の方が簡単です。

たいせー
たいせー

社会人経験者枠の倍率は、50倍を超える自治体もあるよ!

③公務員試験では面接対策に重点を置く

公務員試験は大きく分けると、

  • 筆記試験
  • 面接試験(グループワークを含む)

に分けられます。

当然ですが、高齢・既卒者は面接対策が重要です。

なぜなら学生よりも面接の難易度が高いからです。

面接官は、高齢・既卒の受験者の経歴を色々な質問で確認してきます。

もちろん、あなたが 聞かれたくない質問もしてきます。

そうした質問に対してネガティブな印象を持たれないように回答する必要があります。

面接で落とされないように、面接対策を徹底して行いましょう。

以下の記事では、無料で学べる面接対策を紹介しています。ぜひ参考にしてください!

【独学で合格したい人必見】公務員試験の面接対策を無料で学べる方法

また、以下のnoteの記事では、私が2度目の公務員試験を受けた際の面接を詳細に再現しています。

高齢既卒という経歴だったため、同じ悩みを抱えている方にはかなり参考になる内容です。ぜひご覧ください。

高齢・既卒者は独学?それとも予備校に通うべき?

公務員試験の勉強をする場合、

  1. 公務員予備校に通う(通学・通信)
  2. 自分で独学する

の二つの方法があります。

どちらを選ぶかは、人それぞれ自分に向いた方を選ぶのが大切です。

二つの特徴を解説しますので、自分に合ったスタイルを選びましょう。

①公務員予備校に通う(通信・通学)

もしあなたがお金に余裕があるなら、予備校に通うのが一番おすすめ。

以下のメリットがありますね。

  • 公務員試験のプロの講師から教われる
  • 分からない所を直接聞ける
  • 面接対策やグループディスカッションの対策ができる
  • 他の受験生もいるので勉強のモチベーションが保てる

上記のメリット以外にも、予備校に通えば受験自治体の情報も手に入ります。

自己管理が苦手な人は特に、予備校に通った方が安心です。

確かにお金はかかりますが、公務員になればすぐに給料で返せるお金です。

公務員になりたいけど、どうしてもお金がない。

こんな人は、アガルートの公務員講座がおすすめです。

アガルートを受講し合格・内定すれば、以下の特典があります。

  • 受講費用が全額返金される
  • 内定お祝い金が3万円もらえる

合格・内定すれば予備校に通ったのに、実質3万円をもらえる計算です。

私もアガルートを受講し合格しました。

その時よりも特典はさらに充実しているので、圧倒的におすすめですね。

予備校のお金に困っている方は、アガルートで合格を目指しましょう!

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②自分で独学する

お金がどうしても厳しい方は、独学で勉強をするしかありません。

もちろん、公務員試験は独学でも合格できます。

ただし、以下の点は注意が必要です。

  • 合格できる教材を使用して勉強する
  • 勉強の計画などスケジュール管理をする
  • 面接対策や受験情報など自分で情報収集する

私も予備校に通う前は独学で勉強していました。

しかし、成績が思うように伸びず苦しみました。

一番の原因は、使用していた教材が分かりにくく理解があやふやだったこと。

公務員試験を独学で突破しようとするなら、教材選びがめちゃくちゃ大切です。

以下の記事では、独学で合格するための参考書を紹介しています。ぜひ、お読みください!

【教養科目】独学で公務員試験に合格するための参考書24選 【専門科目】独学で公務員試験に合格するための参考書20選

また、独学で公務員試験を目指す人は情報を取りに行くことが大切ですね。

たいせー
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一人で勉強していると、全然情報が入らないからね。

情報収集に役立つのが、大手予備校のクレアールが発行している「公務員転職ハンドブッ ク」。

公務員試験の仕組みや合格体験記などが無料で手に入ります。

資料請求するだけならタダなので、もらっておくと良いかと。

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以下の記事でも公務員転職ハンドブックについて紹介しています。

【公務員になりたい人必見】無料の転職ハンドブックを手に入れよう!

【実体験】高齢・既卒・無職が二度目の公務員試験を受験

ここからは私の話を少しします。

先述のとおり、私は公務員(市役所)→大手民間企業→公務員(特別区)という経歴の持ち主です。

二度目の公務員試験では、

  • 高齢(30代)
  • 無職
  • 公務員の退職経験あり

という絶望的状況で、二度目の公務員試験を目指しました。

筆記試験対策の日々

公務員試験の勉強を開始したのは、夏の9月。試験に合格するための期間は十分ありました。

とはいえ、大学を卒業してからだいぶ経過していたため、毎日の勉強が苦痛でした。

二度目の公務員試験だから余裕だろ!

そう思って予備校には通わず、独学で勉強をしていました。

ひと通り勉強を終えた後、初めて大手予備校の模試試験を2月に受講。

その結果は、

  • 教養科目2割(数的処理は2点)
  • 専門科目3割

しか得点が取れませんでした。

たいせー
たいせー

あまりの点数に愕然としたのを覚えているよ。

心が折れた初めての模擬試験

専門科目が3割、教養科目については2割のみという結果に。

しかも「数的処理」についてはなんと2問のみの正解でした。

「この結果では、絶対に受からない!」

そう確信した私は、大きく学習スタイルを変更。

「予備校の授業に切り替えてプロの講師の授業を聞いてちゃんと学ぼう!」

そう考えました。

予備校は、数的処理と法律科目に強いアガルートに決めて一から勉強を開始。

特に、数的処理の講師である柴崎先生の授業は圧倒的に分かりやすい。

短期間でも、飛躍的に成績が上がりました。

数的処理に悩んでいる人は、柴崎先生の講義動画を見てください。

圧倒的な分かりやすさに驚愕するはずです。

予備校の講義を受講した結果、実際の公務員試験では筆記試験を全て突破。

もし、勉強の成績が上がらずに悩んでいる人は、アガルートなどの予備校を受講するのもありです。

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ちなみに、私の独学での失敗は教材選び。

具体的には、「一冊の教材を何度も繰り返さなかった」ことですね。

一つの教材を徹底的に極めれば独学でも合格できます。

面接での質問は経歴の質問が半分以上

筆記試験はすべて通過しました。とはいえ、大事なのは面接試験

高齢・無職の私は面接対策を徹底的にしました。

しかし、面接官からは

  • 「なぜ、あなたはもう一度公務員試験を受けようと思ったのですか?」
  • 「あなたは公務員に向いていないのでは?」
  • 「また、すぐやめちゃうんでしょ?」

という苦しい質問ばかり。

はっきり言って、自分をアピールする時間はほとんどありませんでした。

苦しい面接でしたが、最終的には特別区と県庁から内定をもらえました。

高齢、無職、公務員の退職経験ありでも公務員に合格できます。

これほど厳しい経歴の人は少ないはずです。

「自分には合格なんて無理だ」

そう思っている人も、絶対に諦めないでください。

どんな経歴でも努力して対策すれば、必ず合格できますよ。

 【まとめ】高齢・既卒でも公務員試験に合格できるので問題なし!

この記事では、高齢・既卒者向けに公務員試験に合格できるかを解説しました。

結論から言えば「経歴が不利になることはあるが、合格を左右するほどではない」

ということ。

もちろん、経歴に空白や短期の離職経験があれば面接官から様々な質問をされます。

とはいえ、しっかりと準備して回答できれば合格できるので安心してください。

高齢・既卒の人は、

  1. 年齢制限・採用人数を確認する
  2. 社会人経験者枠よりも一般受験枠で受ける
  3. 公務員試験では面接対策に重点を置く

を意識してくださいね。

経歴に悩みや不安を抱えていても、最後まで諦めないでください。

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【独学で合格したい人必見】公務員試験の面接対策を無料で学べる方法

2 COMMENTS

わんこ

基礎自治体から民間企業に転職し、再度基礎自治体を受験します。
なかなか情報が無いので、たいせーさんのこの記事を見つけられて本当に良かったです(TOT)
面接カードや想定問答など、どんな面接対策をしていたのか知りたいです!

返信する
たいせー

わんこさん

こんにちは!コメントありがとうございます!
基礎自治体→民間企業→基礎自治体を志望とのことですが、
一連の職歴と志望動機について色んな角度から質問されると思います。
自分の場合は、紙に書いて職歴についてネガティブに取られないよう
多少誇張しながらも簡潔に説明できるよう、何度も(本当に何度も!)整理しました。
実際の面接でも、面接時間の半分くらいは職歴と志望動機を根掘り葉掘り聞かれました。

そのあたりをしっかり対策すれば、面接経験もあるかと思うので特別な対策は
必要ないかと思います。受験頑張ってください。また何かあればご連絡ください。

たいせー

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